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梅(うめ)

梅の原産地は中国。
奈良時代の頃、日本に渡来したといわれています。
春の訪れをいち早く感じさせてくれるため、
「春告草(はるつげぐざ)」とも呼ばれています。

静かで清楚な趣のある美しい花ですね。

  東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 
             主なしとて 春な忘れそ

という和歌にも詠まれています。

これは、京都から大宰府へ左遷されて行く菅原道真が、
愛していた庭の梅に、別れを惜しんで詠んだ歌です。

梅の見頃には、道真ゆかりの各地の天満宮や、
梅の名所になっている梅林、梅園などで梅まつりが開かれます。



日本三名園の一つである、茨城県水戸市の
偕楽園(かいらくえん)の梅まつりも有名です。

この庭園は、水戸藩の第9代藩主の徳川斉昭(なりあき)が創設しました。

斉昭が、ここに梅を植えた理由は、美しい花を愛でるため、
そして実を利用することだったそうです。

梅の実は、緊急時の食料として備蓄されたそうです。


古来より「梅は三毒を断つ」といわれてきました。

梅干で食べるのが主ですが、すぐれた殺菌力があります。
成分のクエン酸は、整腸作用を促し、タンパク質の消化を助けます。
また、肩こりや腰痛など筋肉疲労や痛みを予防し、
疲労回復に効果があるなど健康食品の定番です。

美しい花の時季を楽しみ、優れた食べ物として実も取れる、
まさに梅を植えることは一挙両得ですね。




ワカサギ

凍った湖でワカサギを釣る風景は、冬の風物詩です。
湖面の氷に丸く穴をあけて釣り糸をたらし、
寒さに耐えジッと待つ「穴釣り」は有名ですね。

これは、光に集まるワカサギの餌である動物プランクトンの
習性を利用した方法です。


ワカサギの名前は「ワカ=幼い」と「サギ=細かな魚」を
あわせたものです。漢字では「公魚」と書きます。

これは、江戸時代、常陸国(ひたちのくに)の麻生藩が、
11代将軍家斉公に霞ヶ浦のワカサギを献上していたことに
由来するそうです。


さて、長野県の諏訪湖(すわこ)はワカサギで有名ですが、
元々諏訪湖にワカサギがいたわけではないようです。

明治時代、漁の自由化による乱獲が原因で諏訪湖の魚が激減しました。
そこで、1915年(大正4年)に、霞ヶ浦からワカサギの卵を運搬し、
苦労の末、移植・定着に成功。

その後、諏訪湖はワカサギの産地として、
全国の湖に卵が移植されるほどになりました。

ところが、残念なことに、近年は採卵が不良続きで資源保護のため
禁漁が続いており、年明けからは全面禁漁の規制措置が
とられているとのことです。

先人の功に報いるべく、原因の究明が待たれますね。



小草生月(おぐさおいづき)

旧暦2月の異称

小さな草が、方々に生えてくる月。
旧暦2月は、現在の3月に当たるので、
いよいよ、春めいてくる頃になる。



鷽替え神事(うそかえしんじ)

鷽(うそ)替え神事は、菅原道真・天神様ゆかりの神事です。



道真公の墓所である九州福岡の太宰府天満宮(開催日1/7)を発祥として、

亀戸天神社(1/24〜25:東京都)

湯島天満宮(1/25:東京都)

大阪天満宮(初天神梅花祭、1/25:大阪府)

道明寺天満宮(1/25:大阪府)

滝宮天満宮(4/24:香川県)



など、各地で行われています。

(地域によって異なります。)





この鷽替え神事は、自分の持っている木彫りの鳥「鷽(うそ)」を

取り替えるというものです。



鷽(うそ)鳥は、スズメより少し大きく、頭、翼、尾が黒く、

その他は灰色の鳥です。



一年の間に、知らず知らずのうちについている「嘘」を「鷽」に託し、

道真公にあやかって「誠」に替えようと、幸せを祈願して行われます。





太宰府天満宮では、参詣者同士で「鷽鳥」を手に、

「替えましょう、替えましょう」と呼びかけ交換し合います。



また、亀戸天神などでは、「去年の悪しきは鷽(嘘)となり、

まことの吉に取り(鳥)替えん」というそうです。

そして、去年の鷽鳥(うそどり)を神社へ返納し、新しい鷽鳥に取り替えます。





この神事の由来は、道真公の史実に絡み諸説あるといわれています。

(例えば、道真が大宰府に到着した際、蜂の大群に襲われた話。

襲われているところに、鷽の群が現れ、蜂を食べて道真を救ったといいます。)







さて、お正月が明けて受験シーズン真っ只中ですが、

天神様と言えば学問の神様です。



開運のお守りでもある「鷽」は、「学」という字に似ているので、

合格祈願のお守りとしても人気が高いそうですよ。





八十八夜[はちじゅうはちや]

雑節の一つで、立春から数えて88日目。



「八十八夜の別れ霜」といい、この日以降は霜が降る心配が

ないとされている。



また、この日に摘んだ新茶は上等なものとされ、

この日にお茶を飲むと長生きすると言われている。